鬱状態にあると購買欲すらなくなってしまうものですが、不思議と本屋だけは立ち寄れるという方もいます。
静かですし、自分の気持ちに合った小説を探す人もいますが、鬱病を知る為の医療本を探してみる為に立ち寄る人も多いのです。
そんな時、気持ちに余裕があれば是非やってみていただきたいのが、雑誌コーナーに行くことです。
自分の年齢よりも少し高めの年齢層をターゲットにした雑誌を読んでみましょう。
ご自身がアラサーであれば、アラフォーの雑誌を読んでみるのです。
今はオシャレをしたり、どこかに出かけた見たりなどの意欲が湧かないかもしれません。
「なんだか時間を無駄に過ごしているのではないだろうか」と自問自答の日々だと思いますが、今の「意欲が湧かない時間」はあなたにとって必要な時間であると自覚してください。
そこであなたの年齢層より少し高めの雑誌を読んでみると、けっこう希望が持てるのです。
一昔前とは異なり、アラフォー・アラフィフの方は若々しくあり、オシャレ度も増してきています。
無理して若作りをしているというのではなく、とても参考になる着こなしやヘアメイク法が掲載されています。
「私も5年後・10年後はこうありたいな!」と思えるようなお手本となるモデルさんがたくさんいらっしゃいますよ。
年齢を重ねれば重ねるだけ、経験値も高まっているわけですから、ファッションページの合間に掲載されているコラムや特別インタービューに答える芸能人の方の意見も参考になります。
経験値を高めているということは、それだけ楽しいことも辛いことも経験してきているということなのです。
「私も鬱の時期がありました」とか「更年期障害をこう乗り越えました」というコラムや特集内容に救われることもあります。
医療本とは異なり、ファッション等のオシャレページもあるため、気軽に読めますし、近い将来のお手本となるようなモデルさんを見つけることもできます。
病気だから医療本・育児中だから医療本・主婦だから料理本とこだわるのではなく、たまには自分とかけ離れたジャンルの雑誌を読んでも良いのです。
同年代の雑誌を読むとしても、自分とは系統の異なる雑誌を読んでみるのもおもしろいですよ。
自分はカジュアル系だけど、敢えてセレブ系雑誌を読んでみるとか。
色々な意味で視野が広がります。笑
時々、自分の中では「ありえない!」と思えるような雑誌に出会うことがあります。
「良いママで旦那からも自慢の女性とされ、職場でもデキる尚且つ美しい憧れ女性・週末は自宅でホームパーティー!」
などありとあらゆるエッセンスを盛り込んだ雑誌です。
そんな雑誌に掲載されているレシピは、ホームパーティー用のおもてなし料理のレシピのみで「絶対につくらないわ」と思わず心の中で突っ込みを入れてしまいます。
同じ年齢層の雑誌でもそんなセレブな特集をしているものから「牛乳パックがかわいい物入れに大変身!」などの庶民的なものを特集しているものまで様々です。
視野が広がり、自分の周りでは想像できないような世界を雑誌コーナーにはあらゆるジャンル・年齢層によって見つけることができるのです。
「視野を広げる・近い将来の自分に希望を持たせる」
その為に、実年齢よりも少し高い人をターゲットにした雑誌、是非読んでみてください。
少し心が軽くなれるかもしれませんよ!