鬱は弱い人の病ではありません!心だって風邪を引きます!

「春は出会いの季節!新しい出会いにワクワクドキドキ!」とはよく言うものの実は不安でいっぱいなのがこの季節です。

春に限ったことではありません。

職を変える・住まいを変える・新しいクラスになる・仕事内容が変わる…など、環境が変わればその環境に応じようと、心身にストレスもかかります。

頑張って日々過ごしてきたものの…

あれ?なんだか最近夜眠れない・頭が痛い・何を食べてもおいしいと感じない・何もしたくない・外に出るのが怖い!・人と話したくない・暗いニュースを見たくない!

などなど、少し前の自分と違う症状が出てきて戸惑っている方いませんか?

何か大きな病が自分には潜んでいるんじゃないかと不安になって病院巡りをしても何も異常はない。

そんなわけない!と高い初診料を払って総合病院を受診してあらゆる検査をしても「異常なし」

医者から言われるのは「自律神経失調症」か「抑うつ状態」という言葉。

え?私が?と思いますよね。他人に明るい性格と言われ、悩みなんてなさそうと言われ続けてきた自分が心の病を抱えてるということはなかなか受け止められないものです。

性格が明るいから鬱にならない。

真面目すぎるから鬱になるんだ。

自分が弱いから鬱になるんだ。

という考えは大間違いです!

鬱は誰もがストレスを抱えればなりうる病なのです。鬱病になる確率0%の人はいません。

「鬱になる人の気持ちがわからない」「弱すぎ~!」なんて言っている人が身近にいるとしたら、その人がたまたま鬱に今までならなかっただけの話です。

花粉症の人もいればいない人もいるのと同じです。

「今花粉症でない人=一生花粉症にならない」というわけではないですよね。

鬱になってしまうとマイナス思考で他人の言葉にいつも以上に深く傷ついてしまうものですが、言いたい人には言わせておきましょう。

心も体と同じです。風邪を引くことはあるのです。心の病は恥ずかしいものではありません。

自分が今抑うつ状態もしくは鬱状態にあることを受入れて「鬱」とうまく付き合っていきましょう。

「体に異常はなし」という診断を信じてみよう!

自分が鬱状態であることをなかなか受け入れられない場合、ありがちなのが「何か大病を抱えているのでは?」と思って様々な病院巡りをしてしまうことです。

病院巡りに留まらず、パソコンやスマホで自分の症状を調べていくと「癌」などの大病ワードが目にとまり「もっとしっかり診断してほしい」と思いまた別の病因へ行く…ということを繰り返します。

大病の病名が目につけばつくほど、落ち込み余計に鬱状態がひどくなり、悪循環に陥ってしまう人がいます。

病院に行き「異常なし」という結果が出た以上、診断のプロである医師の言葉を信じてみましょう。

身体に関しては100%安心して良いのです。ただ、心の治療は必要です。カウンセリングや薬など医療機関に頼れるところは頼って、自分でもできる対処法があれば是非取り入れてみてください。

このサイトでご紹介する対処法は強制ではありません。

「ふーん、そんな方法もあるのね。やってみようかな~」ということが1つでもありましたら是非やってみてください。

焦る必要はないのです。昨日できたことが今日できなくなっていることもあります。

何度もいいますが、心も風邪を引きます。

体調も日によって違うのと同じです。心調も日替わりで当然なのです!

現状に悩み、このサイトにたどりついたあなたの心が少しでも軽くなれるよう願っています。